Pernil de cochino al horno
「ベネズエラ風、骨付き豚モモのロースト」
先日、当店で極内輪で「ちょい早いクリスマスパーティー」を開催。
以前から、一度はやってみたかった料理に挑戦した。
かつてベネズエラ在の時分、何度かクリスマス料理として
あちらこちらで、ご馳走になったたのがこれ。
これが、家庭料理なんだ。食習慣が違うんだ。
まー、道具もあるってこった。
彼の地では、クリスマスが日本の正月と同じ様子。
家族が、万難を排してクリスマスだけは、一同に集まる。
遠来の息子と、少しでも長く顔を合わせているために、
ママは、長く保存できて、一度に大量に出来る料理を用意する訳だ。
つまりは、日本の「おせち」がそもそも保存食であるのと一緒。
当然の事ながら、クリスマス料理は数々あるが、
この「Pernil de cochino al horno=
ベネズエラ風、骨付き豚モモのロースト」もその一つ。
なにせ、見た目の迫力は満点。量的にも一本で20~30人前はいける。
下味を十分につけて、長時間加熱するため、保存性も言うまでもない。
一度やってみたかったんだ。
骨付き豚モモ10kgを手に入れた。
こいつを、5日前から、
「塩、こしょう」「赤ワイン」「蜂蜜」etc.で下味をつけといた。
「さて、どれだけ時間がかかるか?」
その事こそ、調理前、考えられる問題点で最大の事。
普段「ローストポーク」を焼くときから考えて、
最悪の場合、1kgにつき1時間と計算。
お客様に提供するタイムリミット「19:00」完成の為に、
「8:30」にオーブンに入った。
結果、6時間かかった。
何はともあれ、初めてやる事だし、
出来上がるまではヒヤヒヤ。
ま、十分上手くいったし、美味かった。
よかった!
また、やりたいね